防水機能の特徴と対応シーン

ゼンマイの動きで作動させる機械式時計を選ぶ上で重要なポイントとなるのが防水機能です。時代の移り変わりの中で標準装備となりつつある防水機能は、一見同じように見えて特徴が異なります。中でも比較的多くの時計で採用されているのが3気圧防水です。3気圧とは水深で表すと約30mで、防水機能で最も簡素なタイプになります。水深30mと言っても実際に身に付けたまま潜れるわけではなく、防げるのは少量の雨や手を洗った時の水しぶき程度です。そのため、洗い物など水仕事をする時は外す必要があります。ダイビングを始めとしたマリンスポーツをする時に着用したままにしたいという人は、10気圧が最適です。水深100m程度まで耐えられる設計になっているため、安心して使うことができます。

機械式ならではのパワーリザーブ機能の特徴

技術力の進化に伴って時計は様々な機能を搭載されるようになっていますが、中でも機械式時計の利便性を向上させてくれるのがパワーリザーブです。パワーリザーブとはゼンマイの巻き量を示す機能のことを指します。機械式時計の動力となるゼンマイが切れてしまうと時計は作動しなくなってしまうため、定期的に巻く作業を行わなければいけません。パワーリザーブ機能が搭載されていれば残量を一目で知ることができるので安心です。定期的に自分の手で巻き上げる手動式はもちろん、振り子の原理で自然と巻かれる自動式も使う頻度によっては切れてしまうことがあります。パワーリザーブは手動、自動のどちらの機械式時計を購入する場合でも、使いやすさに影響する大事な機能です。