伝統を身近に感じられる機械式時計の魅力

機械式時計は、時計の動力としてゼンマイを使っており、歯車が複雑に連動することで動いています。ゼンマイを巻くことで動作を始めるので、電池切れの心配もありません。電池式の腕時計の場合、電池切れになると電池交換が面倒で、そこで使わなくなってしまう人もいるようです。機械式時計なら、電池交換に持って行く手間もかかりません。 機械式時計の魅力は、電池を使わないことだけではありません。熟練の職人がパーツ1つ1つ丁寧に磨き、何百年もの間、途切れることなく引き継がれた伝統の中で、築き上げられた機能美を感じることができます。長年培われてきた腕時計の歴史と文化、その延長線上に自分もいるのだと身近に感じさせてくれます。さらに、大切に使い子供や孫に受け継ぐことで、使ってきた人の想いを繋ぎ、ずっと愛され続けることがができるのです。

「手巻き式」と「自動巻き式」の違いは?

機械式時計には「手巻き式」と「自動巻き式」があるので、それぞれの特徴について簡単に紹介します。

手巻き式は、リューズを手で回してゼンマイを巻き上げます。「巻き止まり」があって、ゼンマイを最大まで巻くと、それ以上回らないようになっています。しかし、巻き止まり以上に巻きすぎると、ゼンマイが壊れてしまうことがあるので注意しましょう。

自動巻き式は、ムーブメントにゼンマイを巻き上げるローターが取り付けてあります。時計を装着して、腕を動かすことによってローターが自然に回転し、自動的にゼンマイを巻き上げます。巻き止まりはありませんが、基本的な機構は手巻き式と同じなので、手動でリューズを回して巻き上げることもできます。